mir821’s diary~露語&ランニング〜

25年ぶりにロシア語を再勉強中。たまにモンゴル語&ランニング。

転けて、骨折。

久しぶりのランニングネタは反省記。

 

運動不足の年寄りが躓いて骨折した、という話はよく聞く。

でも、「自分はランニングしているから大丈夫だよなぁ」なんて、まるで他人事だと思っていた。

 

そんな妙な過信が当てにならないものだってことが、今回、よくわかった。

 

10kロードレース。地方の小都市での小規模の大会。

わたしはブラインドランナーの伴走者での参加だった。

狭い商店街を駆けるコースで急カーブも多いうえ、路面のアスファルトが荒れてて、けっこうデコボコもある。

 

ブラインドランナーにとってはかなり走りにくいコースなので、スタート前のアップジョグもかねてコースを走っていた。

私には初めてのコースだから、スマホにダウンロードした地図を見ながらの伴走だった。

 

右手には伴走ロープ。両方の手が塞がっていた。

 

順路がわかりにくい交差点を左に曲がったときだった。

マンホールの突起に右の爪先が当たって、そのままバランスを崩して、前方にダイフしてしまった。
手を出す余裕もなかった。

左腰前部を強打した衝撃があまりにひどく、歩くことも立っていることも出来ず、大会救護車に収容されてしまった。

 

救護所に戻って休んでも、立ちあがることもできなかった。

救急車を呼ぶことも考えたが、自宅近くの救急病院のほうが後々いいかなて思ったので、車いすでJRに約1時間ほどかかって地元に戻った。


道中、激痛で地獄の苦しみで、痛みは増すばかりだった。

 

救急外来に駆け込むものの2時間ほど待たされて診察。病院での診断は、大腿骨頸部骨折。
足腰の弱った年寄りが転んで骨を折るやつだった。

 

幸いにして、翌日には手術してもらえた。

ただ、安静にして2週間、そのあとリハビリ病院に2週間。自宅に帰れるのは、まだ1か月先なんだそうだ。

 

やっちゃたなー、って自分でも呆れている。

 

まあ、自分の怪我は自業自得だからいいにしても、今回は伴走が最大の役目だった。

ブラインドランナーの方は、私の代わりの伴走者が急には見つからず、大会はDNSだった。

申し訳ない気持ちでいっぱいで、弁解の余地のない伴走者失格の不注意さだった、とすごく反省している。