mir821’s diary~露語&ランニング〜

25年ぶりにロシア語を再勉強中。たまにモンゴル語&ランニング。

リハビリ初日

昨夜は同室のお爺さんのいびき💤がものすごく、巡回にきた看護師さんに眠剤を勧められたが、わりと安眠。

というか、イヤホンつけっぱなしでポッドキャスト聞いてたから、眠ったり起きたりって感じだったかも。

 

「大腿骨頸部骨折」は年々増加しているので、手術からリハビリまでのマニュアルもある。

患者用のを一通り読んでみると、高齢者によくある骨折事例だということがよくわかる。

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治療、リハビリ後は介護サービスを受けなきゃいけなくなる事例もあるが、一応、自分はサブ3ランナーだったから、なんとかリハビリ頑張って復活したいなぁ。

 

昨日手術して、最低、あと2週間はこの病院(急性期病院)に入院、そのあと回復期病院に転院って予定らしい。

あとは自宅でリハビリ。これはどのくらいかかるかは自分次第ってとこだろうか。

というわけで、備忘録も兼ねて、今日からリハビリ日記をつけることにした。

 

手術翌日。

患部の腫れはあるが痛みはない。手術前はちょっとでも動くと激痛だったのに、まだ痛み止めが効いているからなんだろうか。

尿カテーテル入っているから、◯ん◯が朝立ちしてちょっと痛かった(^^)。

量の少ない朝ご飯は完食。

ベッド上安静なので、ロシア語やモンゴル語の本を読んでいるしかない。すぐ眠くなるけど。

 

10時ごろにリハビリ担当の理学療法士がきて、リハビリがてら車イスでトイレに連れて行ってもらった。

まだ、足に力は入らないけど補助手すりを使えば、便座には自力で移れた。

ベッドに戻り、今後のリハビリの説明。

4週間は足に体重を乗せちゃいけないらしい。

また、走れるようになるには、なんだかけっこう時間がかかる気がする。

転けて、骨折。

久しぶりのランニングネタは反省記。

 

運動不足の年寄りが躓いて骨折した、という話はよく聞く。

でも、「自分はランニングしているから大丈夫だよなぁ」なんて、まるで他人事だと思っていた。

 

そんな妙な過信が当てにならないものだってことが、今回、よくわかった。

 

10kロードレース。地方の小都市での小規模の大会。

わたしはブラインドランナーの伴走者での参加だった。

狭い商店街を駆けるコースで急カーブも多いうえ、路面のアスファルトが荒れてて、けっこうデコボコもある。

 

ブラインドランナーにとってはかなり走りにくいコースなので、スタート前のアップジョグもかねてコースを走っていた。

私には初めてのコースだから、スマホにダウンロードした地図を見ながらの伴走だった。

 

右手には伴走ロープ。両方の手が塞がっていた。

 

順路がわかりにくい交差点を左に曲がったときだった。

マンホールの突起に右の爪先が当たって、そのままバランスを崩して、前方にダイフしてしまった。
手を出す余裕もなかった。

左腰前部を強打した衝撃があまりにひどく、歩くことも立っていることも出来ず、大会救護車に収容されてしまった。

 

救護所に戻って休んでも、立ちあがることもできなかった。

救急車を呼ぶことも考えたが、自宅近くの救急病院のほうが後々いいかなて思ったので、車いすでJRに約1時間ほどかかって地元に戻った。


道中、激痛で地獄の苦しみで、痛みは増すばかりだった。

 

救急外来に駆け込むものの2時間ほど待たされて診察。病院での診断は、大腿骨頸部骨折。
足腰の弱った年寄りが転んで骨を折るやつだった。

 

幸いにして、翌日には手術してもらえた。

ただ、安静にして2週間、そのあとリハビリ病院に2週間。自宅に帰れるのは、まだ1か月先なんだそうだ。

 

やっちゃたなー、って自分でも呆れている。

 

まあ、自分の怪我は自業自得だからいいにしても、今回は伴走が最大の役目だった。

ブラインドランナーの方は、私の代わりの伴走者が急には見つからず、大会はDNSだった。

申し訳ない気持ちでいっぱいで、弁解の余地のない伴走者失格の不注意さだった、とすごく反省している。

 

耳慣れた単語は聞こえる

モンゴル語に本格的に取り組んで約1か月。

現在、日本語で書かれた教科書以外のモンゴル語の教材は、ユーチューブでみつけた動画。

ほんとはロシア語で授業してくれているのがいいけど、これは英語。

でも、とても、わかりやすい。

ネイティブのモンゴル人の先生が英語で丁寧に説明してくれている。

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動画は会話のレッスン。

テーマは「天気」。

最初の英語字幕なしの場合は、当然ながら、ほとんどの単語が聞き取れない。

まだ、基本的な語彙が不足しているんだから、当たり前と言えば当たり前。

でも、「暑い」とか「寒い」とか、「何」とか、「どんな」とか、一応、覚えた単語は聞き取れた。

そのなかで、「えっ?」、って思ったのが、たぶん、「何度?」って聞いているシチュエーションの単語。

明らかに、「градус」、って言ってる。

英語字幕で確認すると、やっぱり、そうでした。

「度」、「degree」。

へぇ~、こんな単語もロシア語と共通なんだ~って、感じです。

ちなみに、温度計、体温計は、「термометр」で同じみたい。「градусник」も同じかどうかはわかりません。

モンゴル語は、1、2~4、5以上の数詞で「градус」が変化するわけではないので、そのまま数詞をくっつければいいから、その点はちょっとは楽。

でも、この約1か月、けっこう必死で勉強してみて、モンゴル語は接尾辞、発音がかなり難しい。

日本語と文法が似ているから学びやすい言語だという風に言われているけど、外国語を大人になって習得するのは、どの言語でも、かなりたくさんのハードルを越えて行かなきゃいけません。 

トイレ(口語<ロシア語ноль「0」)

毎日、こつこつモンゴル語の単語を覚える日々が続く。

まだまだ初歩の段階なので、まだ辞書は持っていない。

教科書(「詳しくわかるモンゴル語文法」(白水社、山越康裕著)の巻末の単語リストが唯一まとまった単語帳ってとこ。

つらつら眺めていたら、ひとつの単語が目についた。

 

нойль トイレ(口語<ロシア語ноль「0」)

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トイレは、бие засах газар だったよな~、口語表現は「ノイル」なんだ~、なんて思った以上に、なんでロシア語なのかなって、すごく気になった。

 

ググってみると、モンゴルではトイレの扉に「00」という数字があって、それがトイレを示すマークだ、っていう説明をみつけた。

また、身体をゼロに戻すから、という説明もあった。

ネット情報なので、真偽のほどはわからない。

生成AIにロシア語で質問しても、жорлон、っていうほかの単語は教えてくれたが、なぜнольなのかという明確な回答はなかった。

ただ、これは自分の質問が悪かったのかもしれない。

 

モンゴル語中級、上級者には解決済みの疑問なのかもしれないけど、ちょっと気になるので、「ноль→ нойль」は、自分でいろいろ調べてみよう。

ちなみに、ロシア語ではнольはノリィ、нойльはノィリィって感じの発音。カタカナだと全然正しく表現できないけどね。

カニの氷上釣り~サハリンの冬の風物詩~

サハリン関係の動画を色々見ていたら、次から次へと「カニの氷上釣り」の動画がアップされてきた。

釣り系から旅行系、地元民ユーチューバーまで、いろんな動画があるが、どれもだいたい内容はほぼ同じ。

そのなかで一番うまくまとまっていたのが、地元放送局「OTVサハリン」の動画。

番組としても放送したものをユーチューブに投稿したんだろうけど、場所や釣り方、楽しみ方、注意点など、知りたい情報を丁寧に説明してくれていて、とてもよくわかる。

ただ、撮影は一年前。

まあ、今年になってもなにが変わっているわけでもなさそうなのでとくに問題はないよね。

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ターゲットは、いわゆる「花咲ガニ」。

ロシア語名は「колючий краб」。直訳すると、「トゲガニ」、「とげのあるカニ」。

日本だと、タラバガニ、毛ガニ、ズワイガニワタリガニなんかはけっこうみんな食べたことがあるだろうけど、北海道民以外は「花咲ガニ」はあまり知らないんじゃないだろうか?

私ははるか昔に北海道にいたことがあるのでけっこう食べた。

ゆでて食べるのが一般的で、味はタラバガニに似ていて、毛ガニやズワイガニよりもずっと濃厚な感じ。

水揚げ港の近くにもいたことがあるので、生きたまま焼いたり、刺身とかで食べたこともある。

懐かしい思い出だ。

 

釣り系ユーチューバーでもっとも詳しかったのが次の動画。

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一本目の動画の見出しにもあるけど、カニ釣りは「крабалка」(クラバルカ)って単語が一般的。

魚釣り「рыбалка」(ルイバルカ)からの造語で、「魚」(ルイバ)→「カニ」(クラブ)って変換されたってわけです。

2人がもっているカニの重さは1.5~2.5㎏ぐらいある大物。

氷上釣りは海面が凍結する冬がシーズンで、「花咲ガニ」については特別の許可証が必要ではなく自由に釣っていいみたい。

ただ、数に制限があって一人10匹までで、雌は放流しなければならない、とのことです。

この「氷上カニ釣り」。

動画の中には、知ってか知らずか雌を釣り上げて、そのまま持って帰った者もいて、コメント見ると、けっこう叩かれていた。

どこの国でもルール違反するものは一定数はいるということだね。

以前は日本からのツアーもあったみたいだけど、いまはよっぽどやりたい人以外はかなり難しいよね。

なじみの単語に出会うとうれしい。

モンゴル語を本格的に勉強し始めて約1か月。

とりあえず、教科書をざっと最後までは読み終わった。

なんとなく全体像はみえてきたけど、まだまだ初歩の初歩の段階。

こつこつ単語を覚える日々が続くが、なじみのない単語が多いなかで、ロシア語由来の単語が出てくると、覚えるべき単語が少し減った気がして、ちょっとほっとする。

まあ、ほぼ名詞ですが、、、。

たとえば、

радио(ラジオ)、 ресторан(レストラン) 、такси(タクシー)、 компьютер(コンピューター)。

ほんとは英語由来なのだろうけど、キリル文字だとなんとなくロシア語由来なのかな、なんて思ったりもする。

でも、たとえば、

шорт(ショートパンツ、半ズボン)、 юбка(スカート)、 масло(バター) куртка(ジャンパー)、пиво(ビール)、 ананас(パイナップル)、 помидор(トマト)、пиджак(背広) なんてのは、きっとロシア語由来のはず(まあ、もともとはこれらの単語もロシア語にとってはほとんど外来語だけど)。

モンゴル語は単複で語尾が変化しないので、шортыが基本のロシア語とはちょっと違う。

また、モンゴル語の場合、語尾の母音ははっきり読まないみたいなので、発音だけ聞くと一瞬とまどう。

ちょっと注意しないと混乱しそうなのが、綴りが微妙に違う単語。

たとえば、

машин( машина、車)  футволка( футболка、Tシャツ)  телевиз( телевизор、テレビ)、 сальфетка(салфетка、ナプキン)。

これ、油断すると間違えるタイプの単語です。

まあ、いずれにしても、ロシア語由来の単語に出会うのはまれで、モンゴル語の単語は当然ながら慣れない発音や綴りのものばかり。

朝、30ほど覚えても、夜にはかなり忘れている。

ちょっとは自信のあった記憶力もほとんど頼りにはならなくなっている。

認知症予防になるのかわからないけど、頭の体操にはなっているはずなので、10月にあるモンゴル語検定にむけてこつこつやるしかありません。

ヒアリングの教材に最適

時事ロシア語のヒアリングに最適の教材が「ソンツェTV」。

サハリンのテレビ局がユーチューブでも番組を配信しているのだが、その字幕がとても素晴らしい。

本来、ろうあ者のかたのためだろうけど、いいタイミングで字幕が流れる。

ユーチューブの自動翻訳はかなり誤字、脱字があるけど、こちらはコンマ、ピリオドなども正しいし、誤字もない。

字幕を見ないで聞いて、分からない単語、表現があったら、その瞬間に一時停止させると、すぐにその単語、表現がわかる。

リアルタイムだとここまで正確にできないだろうから、ユーチューブに投稿するときに編集するんだろうか?

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