mir821’s diary~露語&ランニング〜

25年ぶりにロシア語を再勉強中。たまにモンゴル語&ランニング。

キリル文字だから入口はすんなり~モンゴル語学習開始~

昨年、露検1級に合格したので、とりあえずの目標はクリア。

というわけで、今年はモンゴル語を本格的に勉強することにしました。

 

うちの近所にモンゴル料理店があって、2年ほど前から月一回は食事に通うようになりました。

内モンゴル出身の御夫婦が経営していて、お二人とも日本語が堪能だからモンゴル語でしゃべる必要はないけど、「ありがとう」とか「さようなら」程度のモンゴル語は覚えたのです。

でも、そこから先は全然進んでいませんでした。

 

昨年の暮れ、いつものように食事して会計を終えたときでした。

奥さんから「モンゴル語の勉強は進んでいますか?」って言われて、ろくに勉強もしていないのに、酔った弾みで「来年は頑張りますよ!」なんて、つい見栄を張ってしまいました。

 

今年の最大目標はランニングでのサブ3復活。

でも、認知症予防のための脳活も頑張らないといけません。

これまで勉強したことがないモンゴル語はたぶんいい刺激になるから、見栄を張ってよかったかもしれません。

 

とりあえず、入門書「モンゴル語のしくみ」(白水社、温品廉三著)を何度か通読。

ユーチューブを検索して、自分に合いそうな語学チャンネルをいくつかみつけて、毎日少しずつ勉強し始めました。

ユーチューブの動画はモンゴル人の先生が英語で授業しているので英語の勉強にもなります。

 

昨日、県立図書館に行くと、少ないながらも教科書や参考書がありました。

借りたのは「詳しくわかるモンゴル語文法」(白水社、山越康裕著)。

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ぱらぱらめるとなんとなくわかりやすい感じです。

いろいろ書き込みもしたいので、本屋かネットで購入することにしました。

 

同書の最初のほうのページに、「モンゴル語学習においてまず最初の難関となるのが、この文字の習得です」(P10)とありました。

 

モンゴル語キリル文字

だから、ロシア語学習者にとっては「難関」でもなんでもありません。

内モンゴルなどではモンゴル文字だから「難関」になるけど、キリル文字だともうすでに最初の「難関」はクリアしているから、ちょっとは楽なのです。

 

いろいろググってみると、なんとモンゴル語にも語学検定試験があるのがわかりましたた。

とりあえず、今年の秋の検定を目標にこつこつ勉強することに決めました。

 

毎日、単語を30語ほど覚えようとするものの、翌日にはそのうちの25語が思い出せないほどですが、脳ががんがん刺激されているようで面白いです。

チェブラーシカのショートムービー、オンラインで公開!

2023年の新年に大ヒットしたチェブラーシカの3D映画。

2024年はショートムービーの形で、1月1日からオンライン公開されている。

2025年12月31日にも公開予定の新作「チェブラーシカ2」への「つなぎ」的な位置づけの作品みたい。

ネットで予告編をみることができる。

題名は直訳すると、「チェブラーシカ。休日。」。

こなれた風に訳すとすると、「チェブラーシカのお休みの日」って感じかも。

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ロシア国営放送「ロシア1」とユーチューブ~3か月前から投稿してたみたい~

ロシア国営放送。

ローカル局の放送は、あちこちたくさんユーチューブで見ることができるが、「ロシア1」とかのキー局は、ロシアのウクライナ侵攻直後は日本からの直接アクセスはできなくなっていた、、、と思う(実際は知らないけど、自分のPCからはアクセスできなくなった)。

ところが、前回の投稿でも書いたけど、なぜかロシアへのネットでのアクセスが元に戻ったような気がする。

まあ、そんなに真剣にリサーチしていないので、一般市民がネット空間を楽しむレベルでの判断でしかないけど。

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ただ、日本の「国営放送」NHKのにあたるロシア国営放送「ヴェスチ」がユーチューブに投稿し始めたのは、ちょっと驚き。

ページをクリックして調べると、投稿し始めたのは、約3か月前だった。

ウクライナ侵攻後、インスタやフェイスブックをロシア当局が規制していたとき、ロシア人ユーチューバーはユーチューブもいつ規制されるのかと、戦々恐々としていた。

そのころ、よく見ていたロシア語系ユーチュバーもYouTubeが閉鎖されると困るから、VKとかほかのロシア国内SNSへの移行を必死で訴えていた。

 

それを考えると、体制べったりの国営放送もユーチューブとかは無視するか敵視するかするのが当然と思っていたけど、なぜかここにきてでの投稿開始。

 

なぜなんだろう?

 

この動画、ロシア国内での放送と同時刻にオンラインで視聴できるのが売り。

見出しでも「無料で」なんて歌っている。

チャンネル登録者数は約3万人で、投稿後16時間の視聴者数は約1万4千人だけど、登録者数は数日前にみたときより、かなり増えている。

しかも、毎日、かかさず、まめに更新している。

 

プーチン派の主要ネットは数十万、数百万の登録者・視聴者数だから、それと比較すると少ないとは思うんだけど、ユーチューブへのロシア国営放送・本丸の進出は、プーチン派の余裕の現れだったら、ちょっとやだな。

 

放送内容自体も、ウクライナ情勢だと「大本営発表」的だし、その他のニュースも体制派が喜びそうな内容だしね。

ロシア語を勉強していなかったら、たぶん、みないかも。

いつの間にかアクセス可?

ロシアのウクライナ侵攻の後、日本からのロシア大統領府、政府、主要メディアへオンラインでのアクセスはできなくなっていた。

例えば、大統領府のHPにアクセスしようとしても、PCの画面には「あなたの地域からのアクセスはできません」なんていうテロップが現れていた。

でも、なぜか、現在、ふつうにアクセスできるようになっている。その理由は分からないけど、例えば、大統領府のHPにも簡単につながる。

http://kremlin.ru/events/president/news/72994

いろいろ試してみると、政府HP、タス、ロシア国営放送なんかにもつながる。

ロシア側が遮断をやめたのか、西側がなんらかの対応をしたのか、そのへんは全くわからないけどね。

あまり積極的にはみたくないけど、情報を知る手段が増えたのはありがたい。

知りたかったこと。

プーチンウクライナ侵攻の理由のひとつに「ロシア語話者の保護」を挙げていた。

確かに、ウクライナ東部地域には親露派のロシア人が多いのは確かだけど、ロシア語が母語、または母語的話者のウクライナ人も多い。

侵攻後、どんなふうに彼らがいわば「敵国語」となったロシア語と向き合っているのか?

それが、極東のアジアの片隅でこつこつロシア語を再勉強している自分が、仮に現地へ行けたら一番に尋ねたかったことだ。

そんな疑問を解き明かしてくれそうな動画をみつけた。

「ロシア語についてウクライナ人が考えること」

投稿者はインスタグラマーらしい。

しっかり読み込めるように備忘録として自分のブログに張り付けておくことにした。

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「ロシア語能力検定試験」、1級合格

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10月に受検した「ロシア語能力検定試験」の結果が発表された。

結果は、1級に合格、だった。

去年は「聴取」、「口頭作文」が基準点の60点に足らず、総合点では7割ぐらいできたけど、不合格。

今日届いた採点結果をみると、「聴取」はぎりぎりの得点だった。あぶなかった。

Podcastを毎日聞きまくっていたのに、ヒアリング能力はたいして伸びていなかったみたいだ。

 

今年は、なぜか、試験問題とCDが同封されてきた。

去年は、採点結果の薄っぺらい用紙だけだったのに、なぜなんだろう?

 

せっかくなので、「文法」の問題だけ、復習もかねて解いてみた。

やはり、けっこう今年の問題は難しい。かなり悩むものばかり。

自己採点してみると、合格点(60点)に足りなかった、、、、。

本試験のときは集中力が違ったのか、それとも、直前に過去問を何回も繰り返して、この試験特有の「重箱の隅」的な問題への対応ができていたのだろうか?

 

ともあれ、1級には合格。

 

ロシア語を再勉強し始めて約2年。

ロシア語の勉強に重点を置きすぎて、大好きなランニングが疎かになっていたから走力はがた落ち。フルマラソンもサブ3.5がいいとこって惨状になった。

これでロシア語能力検定も落ちていたら、目も当てられないことになっていた。

とりあえずは、まあ一安心。

ふたたびランニングを頑張って、サブ3に復帰しないとね。

 

ロシア語については、次は「ТРКИ」かなって思ったりもするものの、留学する可能性ゼロだし、受験料はかなり高い。

露検には合格したけど、モチベーションを維持するため、また来年も1級受けてみようかな。

ごみ箱あさるロシアのヒグマ

前回の投稿の関連動画。

ヴェスチ・チュコトがテレグラム・カナルに投稿された動画を紹介している。

よく分からなかったのが「косолапый」って単語。

文脈的にヒグマのことを言っているけど「斜めの足」って何?って、辞書をめくると、「内股の」とか「内反足の」とかの形容詞だが、男性名詞の「熊」の意味もあった。

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動画のヒグマは、犬に吠えられても反撃する素振りもないし、近くから撮影されても威嚇してくる様子もない。

それどころかゴミ箱をあさっている様子も撮影されていて、なんだか見ていてかわいそうになってきた。

 

アナウンサー:「Отмечу,что этим летом бурые медведи часто наведывались в посёлок. Взрослый самец,молодой особь крушили мусорные баки в районе Пехоты в поисках пищи. Но,их удалось выжить с территории людей. 」

(訳)「今夏は村にはヒグマがしばしばやってきました。成獣の雄や若い個体は食事を探すためペホータ地区のゴミ箱を荒らしました。しかし、住民の居住区から追い出すことができました」

 

ヒグマは一頭だけでなく、複数いたらしい。ただ、街に入り込んだヒグマは猟銃で駆除したりすることもなく、威嚇音などで追い払ったみたい。

 

アナウンサー:「Дабавлю,что с 1 августа на Чукотке открыт сезон охоты на бурых медведей. Он завершится 1 декабря. Тогда же с наступлением морозов косолапые залягут в зимнюю спячу.」

(訳)チュコトではヒグマ猟が8月1日から解禁されています。11月末には終わります。そして、酷寒の到来とともにヒグマは冬眠に入ります

 

とアナウンサーは続けたが、人間のゴミ箱をあさらなきゃいけないほどお腹を空かせたヒグマが静かに冬眠できるんだろうか?

 

ついでにあれこれググってみると、「косолапый」 は熊の定番の修飾語らしく、なんと2億8000万回も再生された動画がヒットした。

ロシアの子どもにはとても知られている歌なんだろうね。知らないけど。

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