久しぶりのロシア・ローカル局ウォッチ。
ユーチューブのおすすめの中に、トゥワ共和国の放送局が「仏教の道」というシリーズでなにやら仏教のお祭りの解説をしているのをみつけた。
表題は、「5月23日、第4番目の月の旧暦15日、仏教の大きなお祭り、Весакを祝いました」とある。
トゥワの民族衣装をきた学者さんがいろいろ説明している。
話している内容はわかるが、Весакって何だろな?って、だめもとで日本語のカタカナの発音でググってみると、なんとヒットした。
鞍馬寺の「五月満月(ウエサク)祭」、ウィキでは「ウェーサーカ祭」とかの項目がでてきた。
サンスクリット語でヴァイシャーカ(インド暦第二の月)に該当する行事なんだそうだ。
実家は仏教寺の檀家だけど、当方はまったく信仰心も仏教の知識もほとんどないからへぇ~って感じ。
日本でも祝っているところもあって、ウエサク祭りとは、釈迦の誕生、悟り、入滅の三大事を祝う祭りで毎年5月の満月の日に行われる、とある。
ただ、日本では降誕会、成道会、涅槃会は別々に行われるのが一般的らしい。
ちなみに、この日の満月はフラワームーンっていうみたい。
それはそうと、気になったのがこのチャンネルのアイコン。
現在のロシアではZ系の象徴となっている聖ゲオルギー・リボンなのだ。
まあ、国防相を解任されたといえ、まだ権力中枢にいるショイグのおひざ元だから、現地局も御用マスコミになるのも無理はないよね。
トゥワ共和国にはロシア最大の仏教寺院があるが、その建設に大きな役割を果たしたのがショイグの娘。
どこでも権力者の一族が羽振りを利かすのは世の東西を問わないね。