ロシア国内ではプーチンを支持する市民がほとんどで、ウクライナ侵攻後には支持率も上がったとの報道を読むと、反戦気運が高まりをみせることはないんじゃないか、って気もしないでもない。
しかし、モスクワでは意外と戦争反対している市民が多いようだ。
先月(4月16日)公開されたユーチューブの動画は、モスクワ市内で市民に今回のロシア軍によるウクライナ侵攻への意見を街頭インタビューしたもの。
Что думают жители Москвы о войне (English subs) / @Максим Кац - YouTube
「ウクライナで行われている軍事行動についてあなたはどう思いますか?」という質問への回答を、編集者が①全く賛成②どちらかといえば賛成③どちからといえば反対④全く反対⑤答えたくない⑥その他に分類している。
現場のインタビュアーがいるところは様々が人々が行きかう駅の周辺。数時間にわたり道行く市民にマイクを向けてインタビューしている。
ロシアでは反戦行動で拘束されるというニュースを見ていたので、もしかしてこのインタビュアーもそのうち警察に捕まるんじゃないかと心配していたが、結局、最後まで無事にインタビューできていた。
さて、結果はというと、107人中、
①全く賛成 → 26人
②どちからといえば賛成 → 12人
③どちからといえば反対 → 11人
④全く反対 → 23人
⑤答えたくない → 16人
⑥その他 → 19人
なんと、賛成派が38人、反対派34人。
答えたくないした市民にはおそらく反対派が多いはずだから、モスクワ市民の本音としては戦争反対という意識のほうひょっとして強いのかもしれない。
【以下、ロシア語備忘録】
質問は、 Как вы относитесь к военным действиям,которые ведутся в Украине?
回答は、1.Точно за 2.Скорее за 3.Скорее против 4.Точно против 5.Не хочу отвечать 6.Остальные