mir821’s diary~露語&ランニング〜

25年ぶりにロシア語を再勉強中。たまにモンゴル語&ランニング。

モスクワ市民は「戦争」に反対する自国民をどう思っているのか?

ロシアのウクライナ侵攻についてのモスクワ市民への街頭インタビュー。

「自由ラジオ」のYoutubeチャンネルで公開されていた。公開は4月22日。チャンネルの終わりには「この動画をシェアしてください」っていうテロップもあった。

www.youtube.com

プロパガンダばかり流す国営メディアに対して、ロシア国民たちの生の声を世界に発信していきたいって思いが込められているのだろう。

「自由ラジオ」のチャンネル登録者数は210万人。この動画の視聴回数は約3週間でなんと143万回にも達している。

動画の内容の説明は、「ウクライナでの戦争を支持する人たちをロシア当局は裏切り者と呼んでいます。いわゆる『特別軍事活動』に反対する人々どう思っているのかについてモスクワ市民に質問しました」、とある。

10人ほどの市民の中には、当然ながら、「プーチンは正しい」、「(反対者は)我が国の裏切り者だ」という人もいたが、「いろんな意見を持つのは個人の権利だ」と『軍事侵攻』賛成の立場に立ちながら、「いろんな意見を持つのは個人の権利だ」と回答した市民も複数いた。

1:01からの市民の方の考え方がもっとも納得のいく回答だった。

「(反対する人たちは)総じて素晴らしい。なぜなら彼らは正しいからだ。戦争は必要ない。人々が死に、子どもたちも死ぬ。すべての住民が苦しむ。なぜ必要なんだ?誰に必要なんだ?プーチンになのか?彼の行動は正しくない。彼が始めた戦争だ。若いやつらがあそこで死んでいる責任を取らせるべきだ」

まったくそのとおりだと思う。