mir821’s diary~露語&ランニング〜

25年ぶりにロシア語を再勉強中。たまにモンゴル語&ランニング。

ルカシェンコのトンボ帰り

YouTube動画のリストをながめていると、「ルカシェンコが息子たちと勝利記念碑に献花」って見出しの動画があった。

この日(5月9日)はモスクワの戦勝記念日に来賓として参列したはずなのにって、不思議に思って再生してみた。

 

快晴のミンスク。勝利記念碑の回りでは大勢の市民が待ち受けている。

やがて数台のリムジンが到着すると、ルカシェンコがリムジンからでてきて、出迎えた政権幹部たちと握手を交わしたあと、息子たちとも抱き合った。

その後、先導して行進する衛兵たちが供えた献花をおごそかに整え、記念碑に祈りを捧げる。

といった映像だ。

youtu.be

 

プーチンの昼食会には出席せず、いろんな憶測が飛んでいたけど、トンボ帰りでミンスクにすぐさま戻ったみたいだ。

モスクワとミンスクは東京から広島までぐらいだから、大統領専用機でも使えば、その日のうちに戻れるんだろうね。

 

この動画の前に、ほかのチャンネルでモスクワでの戦勝記念日の動画をあれこれみていたけど、ルカシェンコ関連では、病気説とか体調不安説とかがほとんどだっただけに、映像をみて、ちょっとびっくりした。

 

よく見ると、モスクワではあった右手の包帯もしていない。

出迎えた幹部たちともしっかりと握手しているし、なんだかモスクワのときよりも足どりも顔色もいいようにみえる。

国家元首としての威厳をみせつけている雰囲気だ。

ベラルーシの政治とかを追っているわけじゃないからよく分からないけど、欧州最後の独裁者といわれる大統領だけど、これだけの長期政権が継続できる素地は、やはりあるんだろうね。

でも、例年だと自分で演説したり記者会見したりするらしいけど、そんなことは全然なかった。やはり、なんかの病気なのかも。

 

もちろん、この動画はベラルーシのほぼ公式ユーチューブチャンネルなので、ルカシェンコのPRのための編集がされているはず。

ただ、これとは別の関連動画をみても、たくさんの市民が記念式典に参加していて、北朝鮮の式典にあるような妙な強制感はあまり感じられない。

 

でも、父親の大統領を出迎えた3人の息子たちが、3人とも全然似ていないことには強烈な違和感を感じてしまった。

もしかして、異母兄弟? 知らんけど、、、。

 

この投稿を書いた後、フルバージョンをみつけた。

生中継の動画。全部、ロシア語。

ベラルーシ外のロシア語話者向けの動画なのかな?

こちら→

youtu.be