サンクトペテルブルクでの経済フォーラム。
プーチンの演説をユーチューブでライブで聞いていたら、何やら耳慣れない単語があった。
発音を聞き取った限りだと、「いわゆる『グレンピング』」って言ってた。
なんだろうと思ったけど、以前、日本のキャンプ関係のテレビ番組で、「グラン、、、」なんとかと紹介されていた記憶があったので、とりあえず日本語でググってみると、「グランピング」でヒット。
「グランピング」とは、glamorous(グラマラス)+camping(キャンピング)を合わせた造語で豪華なキャンプを意味するのだそうだ。
ロシア語でもググってみると、「Глэмпинг」、って単語があった。
Гламурный кемпинг の略だから英語(glamping)、日本語と意味は当然ながら同じだけど、ロシア語表記では「а」が「э」になっているのがちょっと気になった。
こういう表記がふつうなんだろうかと、辞書(小学館:プログレッシブロシア語辞典)をパラパラめくってみると、すぐにいくつかみつかった。
ハプニング(happening)→хэппенинг
ハッピーエンド(happy ending)→хэппи-энд
ハッチバック(hatchback)→хэтчбек
このほか、ハロウィン(Halloween)→Хэллоуин、ラップ(rap)→рэп、とかなんだか意外と多い。
「Гламурный」は「у」にアクセントがあるけど、「Глэнпинг」は「 э」にアクセントがあるから、こんな表記になるんだろうな。
ネットで検索すると、ロシア国内でもグランピング施設はカレリア、クリミア、コーカサスとかにあるみたい。予約サイトもあった。
演説はおよそ約80分。
その間、プーチンは水を一口も飲まず、単なる棒読みではなく、淡々とながらも強気な演説を続けた。
「なげ~な~、いつ終わるんだろ?」なんて、ユーチューブみている当方はストレッチや筋トレしながら聞いていたけど、会場の出席者はテレビカメラに写されているから、いくら退屈でも居眠りできないよね(それでも居眠りしている人、あくびしている人がいた)。
プーチンもさすがに長いと思ったのか、最後にしっかり決め台詞を残していた。
Спасибо за ваше терпение!(我慢していただき、ありがとうございます!)